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『遅すぎたラブレター』写真小説 1 [写真小説]

(はじめに)

  多忙のためなかなか時間が取れず、ほぼ、一ヶ月ぶりの更新となりました。すみません。3月にブログを立てて約3ヶ月。昨日(5月16日)アクセスが3万人を超えました。nice&コメントを下さった皆さま、そして通りすがりに立ち寄ってくださった皆さま全てに、心からの御礼を申し上げます。

   この小さな物語は、写真詩でコラボレートしている「ドン亀」さんへの、ささやかなオマージュです。登山が好きで、自然が好きで、東京から信州の山形村に、奥さんと共に移住して12年になる、多分少し頑固者のブログ・メイト。まだ一度もお会いしたことは無いけれど、だからこの物語の主人公のモデルではないけれど、彼の発表したモノクロ写真から受けたイメージを紡いで創りあげた全くのフィクションではあるけれど、私の中にうっすらと浮かび上がるドン亀氏のイメージに向かって捧げる、心からの贈り物。彼の、筋の通った写真がなかったら、紡げなかった物語です。お読みくださる皆様の、率直な感想をいただければ幸いです。

  ドン亀氏のURL → http://blog.so-net.ne.jp/trout/

 

       『遅すぎたラブレター』

 

 

            元気ですか。僕は今、山にいます。

 

  

 

 あの夜、お互い振り向かずに歩いていこうと言っておきながら、僕は結局、振り返ってしまった。君はきっと振り向く、と思ったから。

 半ばは君のために、と振り返ったんだが、僕のそんな傲慢さを見透かすように、君は見事に一度も振り返らず、あの街の雑踏の中に、消えていった。

 君の中の、そんな強さを、僕は知らなかったということだね。

 

 それにしても、七年という歳月は、僕らには長すぎた。

 あれほど愛おしかった君の笑顔が、いつのまにか空気のような生活の一部になってしまったのは、いつからだったんだろう。

 変化の無い日々に、新しい何かがほしくなって、僕がときどき、遠くを見つめるようになったのは、いつからだったのか。

 君は、どうだったのだろう。

  

 僕は山が好きだ。霧の中を細く、長く続く草の道を、ひとりで黙々と歩くのが好きだ。でも二人で居るころ、そのことを君に話したことは一度もなかった。

 多分、怖かったんだろうな。ひとりで、という僕の言葉を、君に誤解されることが。

 いま僕は、その草の道を歩いている。君と暮らした、七年の日々を考えながら。

                     

 霧の中の道は僕を安らがせる。行く先も、来た道も見えないことが逆に、今ここに在る自分、と云う奴を感じさせてくれるから。

 僕は、まるで水の中に居るように、自分の重さを忘れて歩く。自分の足元だけを見つめ、自分の歩幅と、自分の歩調で。

 そして、気がついた。

 僕の歩き方が、もう、昔と同じではないことに。

 僕は、君の足取りに合わせ、君も、僕の歩調に合わせてくれて、七度の春と夏と、秋と、冬を、一緒に歩いた。そして僕らはいつのまにか、どちらの歩き方でもない、二人の歩き方で、あの年月を歩いてきたんだと思う。

 君もいつか気づくだろうか。小さなことなんだけれど。

 僕はこれから、以前の僕とは違う新しい歩幅と、新しい歩調で、新しい人生を歩いてゆく。

 君に貰った新しい歩き方を、僕は大切にしようと思っている。

 

  一方的な僕の思い出話を、少ししてもいいかな。

 僕は君が好きだった。君と居ると安心できたし、安らげた。

 でも君は違ったようだ。

 君は、僕と居るとき、いつも不安そうだった。

  僕が、君と同じ気持ちでいるかどうかを確かめたがったし、僕の本当の気持ちを、知りたがった。

 それが何故なのか僕にはわからなくて、君の、繰り返される質問に、答え続けることが苦痛だった。

君が覗いた僕のスケッチブック。

そこに君の姿が無いことを、君は悲しんだけれど、僕には描く必要が無かったんだ。君はいつも僕の心の中に居たから。

 あのころは確かに・・・。

 

 いつかきっと抜け出そう、と話し合った僕らの部屋。

 夏は西日が当たって蒸し風呂のようだったし、冬は隙間風に苦しめられた。

 でも僕は、実は気に入っていたんだ。

 僕のTシャツだけを身につけた君が、狭いキッチンで淹れてくれる紅茶や、ふくら雀のように重ね着して、小さなストーブの側でうたた寝している君と一緒に居た、あの部屋が。

 

 覚えているかなぁ、僕らの自転車。中古だったけど乗り心地は良かったじゃないか。二人でよく夕食の買い物に行って、日曜日は遠くの公園までサイクリングし、暇さえあれば後ろに君を乗せて、近所中を乗り回した。

  

 僕らは何も無いなりに、二人の時間を楽しんでいたよな。

 どうして、あの生活が色あせてしまったんだろう。

  

 初めてのバイトで君に買ってあげたハムスター。

 可愛かったけどちっとも懐かなくて。関心を失くしてしまった僕とは反対に、君はムキになって世話をしてたっけ。

 

 三年ほどであいつが死んで、そのころ僕らは卒業して、就職して・・・。

 

 帰りに毎日待ち合わせた駅のプラットフォームで、君は、君より少し遅い僕を待ちながら、いつも文庫本を読んでいた。本棚がいっぱいになるほどの君の本のタイトルを、僕はいま、ひとつも思い出せない。

 

 あのころはよく散歩した。金が無かったこともあったけど、古い家の写真を撮ることが好きだった僕の我儘な撮影旅行に、君は無理して付き合ってくれたのかもしれないな。

 君は写っていないけど、あの頃僕が撮った写真には、どれも君が居るよ。

 笑ったり、怒ったり、すねたり、疲れたと座り込んだり・・・。

 僕にしか見えない、君のポートレートだ。

 

 古い一軒家を撮っているときの事を覚えているか?

『子どもが居ないと、洗濯物って少ないのよね・・・』

 君のつぶやきに、僕はなんて答えたんだろう。

 

 家の裏手にあったブランコを見つけた君は、ヘンにはしゃいで、こんなことを言ったよな。

『まだ使えるわね。もし子どもが出来たら・・・』

 その後を飲み込んだ君の心の奥の言葉が、僕にはちゃんと聞こえていたのに、聞こえない振りをした。僕は、あまりに若すぎて、君を喜ばせる言葉を口にする勇気が無かった。黙るしかなかったんだ。

 

 道が途切れた。

 この沢を渡っても、もとの道には戻れないかもしれない。

 君が居たら、とめるだろうな。そして僕の頑固さに、また泣くんだろうな。

 でも僕はこの道を行く。この道を信じたいんだ。

 

 新緑が僕を包む。

 信じろ、と言う。

 道はまだ見つからない。            

 

 苦しい・・・。

 でも、もう少し、あと少し、頑張ってみたい。

 僕は、僕の力の限界を知りたい・・・。

 

 君の側に居た頃、僕はこの無謀さを、胸の底に押し込めていた。

 それほど、君を好きだったから・・・、君を失いたくなかったから・・・。

 でも所詮それは嘘だった。

 最後には我慢できなくなるほど、僕は僕でしかなかったんだ。

 嘘をついて、僕ではない僕を愛してもらうより、僕は、ありのままの僕を、君にわかってもらう努力をすべきだった。それが君に通じなくて、別れることになったとしても、僕はその結果を、納得して受け止められただろうから。

 どんなに言い訳したって、最後の夜、結局振り返ってしまった僕は、君に嘘をついていたということだ。

 君は振り返らなかった・・・それが君の、僕への向かい合い方だったんだ。聞きたいことを懸命に聞き、知りたいことを必死で確かめようとした。たとえその結果、僕に疎んじられるようになったとしても。

        

 君は恐れなかった。

 どんな姿であれ、ありのままを見せようとした。

 君のほうが、ずっと正直で、誠実だった。

 なのに僕は君に、僕と同じ嘘つきになることを求めていたのか・・・。

 

 道に・・・出た。

 この橋を渡っても、道は頂上に続くとは限らない。

 でも、僕はこの道を行こう。

 霧に包まれて自分を確かめることなど、もうしない。

 頂上には、きっと答えがある。今日の僕の答えが。

 

             元気ですか。僕は今、山にいます。

 いま、やっと霧から抜け出しました。見えなかった峰々が姿を現しています。

 山を下りたら、出すつもりの無かったこの手紙を、君に出すつもりです。一箇所の訂正も、修正もせず。

 遅すぎたかも知れないけれど、君に、振り返ってもらうために・・・。

 

 

                             ― 完 ―           

 

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コメント 31

私なんかに小説をプレゼントしていただきありがとうございました。
しかし、まさか、こんなことになるとは・・・・。
困るんですけど、こんなカミさんも知らない話を・・えっ、フィクション?
あっ、ああ、そうでした。動揺することはないやね。
自転車の部分は後ろに彼女を乗せてという設定にしてもらうとさらにリアリティーが、って何言ってんだか。
でも、このお話は多分にmama-witchさんの青春時代がだぶっていると見た。(浅間温泉や青木湖がキーワード?)

「君の側に居た頃、僕はこの無謀さを、胸の底に押し込めていた。それほど、君を好きだったから・・・、君を失いたくなかったから・・・。でも所詮それは嘘だった。」・・・・ちょっと応えました。
by (2006-05-30 16:08) 

心に染み渡るせつなさ…若い二人のもどかしさ…じーんときました。
でもドン亀さんのこと?(^_^;)
若い頃のこの気持ちがあるから大人になったときに相手を思いやる心が
生まれてくるのかな?
タイトルの「遅すぎたラブレター」いいですね~私も貰ってみたい!
あれ?そんな相手がいない…(;_:)
by (2006-05-30 16:33) 

ほろ苦い青春。
ちょっとした心のすれ違い。。
切ないですね。。

次の作品を楽しみにしています☆
by (2006-05-30 18:34) 

Silvermac

高校時代に付き合ったのは、Twoの子でした。思い出しました。
by Silvermac (2006-05-31 11:02) 

mama-witch

★どん亀さん、nice&コメントありがとう。
 私の青春時代? ダブってませんとも。ここに居るのは全て、たくさんの友人たち。そして彼らの青春時代のエピソード。そのイメージを束ねるのが、やはり私のイメージの中のドン亀さん、と云うわけです。自転車の部分?彼女は後ろに乗ってますよ、ちゃんと、ねっ(笑)。もっと書いてみたいので、いい写真沢山ください。過去ログまで、ちゃあんと見てるぞ~!

★ポンさん、nice&コメントありがとう。
 私でよければあなたに遅すぎたラブレターを・・・あ、同性からは貰いたくない・・・そりゃそうですね、では、可愛いポンちゃんが登場する童話はいかが?
もしもある日、突然ポンちゃん童話が公開されたら、どうか笑って許してください。決して悪気はありませんから(笑)。それとも、夢のような恋愛小説のほうがいいかな?ふむ、考えてみよう。

★シナモンロールさん、nice&コメントありがとう。
 本当に久しぶりの更新です。実はドン亀さんには内緒ですが、この小説は、昨日、二時間ちょっとぐらいで出来上がったのです。
 彼の写真は以前からかなりコレクションしてあって、それを、ストーリーの進行と、現実と、ある種の閃きとで組み立てていました。書く前の基本作業のようなものですね。そこに突然、私の日常の中の事件がおきたりして、それが自然にストーリーに入り込み、内容が何度もかき混ぜられていくうちに、混沌からスポン、と抜け出て出来上がる、それが私の作劇の基本になってるのです。
 書くより、考えている時間のほうが長い・・・そういう時、私の周りはかなり振り回されるようです。なにやってるかぜんぜんわからない、とよく言われますので。とまあそんなわけで、昨日パソコンがトラブりまして、大慌てで、ドン亀さんに手伝ってもらいながら、対処している最中に、スポポン、とできあがったのですよ(笑)。私の頭の中は24時間作業中、みたいなものです。

★SilverMacさん、いつもnice&コメントありがとうございます。
 実はわたし、もうひとつお話を作っておりまして、その主役は・・・ SilverMacさんがモデルなんですよ。お会いしたことが無いので、あくまでもイメージなんですが。これが、いつものようになかなか進まなくて・・・。でも、必ず書き上げるつもりですので、気を長ーくして、待っててくださいね。SilverMacさんの写真も、かなりの量、お借りしてありまして、これを毎日のように繰り返し、繰り返し見ながら、イメージ・ヒントに使わせていただいております。もしかしたら、かなりの長編になるかも・・・。いい作品が出来そうなので、自分でも楽しみです。なんて勝手なこと言って、すみません。ホタルの写真もとても良かった。あれは詩が生まれそうです。これからも、よろしくお願いします。
by mama-witch (2006-05-31 12:53) 

なごみ

 ドン亀さまの素敵な写真&mama-witch女王様の『遅すぎたラブレター』に涙ほろり。「君は写っていないけど、あの頃僕が撮った写真には、どれも君が居るよ。~僕にしか見えない、君のポートレートだ。」このフレーズに、ぐぐっときました。でもその後、ドン亀さまのブログを拝見していると・・・可愛いハルジオンに、うっとり~と思いきや!あっ鴨乃助くんの写真が!ここには、女王様のコメントがきっとあるはずと期待していたら、期待通り。おもろい歌子啓介かしら?失礼いたしました。おもしろいけど、あな恐ろしや~!!オマケに私の事も紹介されているではありませんか。嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。(*^_^*)
 ところでパソコンの調子は如何ですか?私も今月、Wordで通信文を作成していると、強制的に終了しなければいけない事態発生(?_?) 上書き保存が全く出来ず「こりゃ どうしたものかの~?」と・・・考えているより行動だ。と、保存してあるファイルをプリントしてから、それを見ながら作り直しました。万が一の為にと、撮影した写真は勿論のこと、重要なファイルはDVDーRAMに保存しています。女王様の頭脳であれば、ひとつやふたつ、ファイルがぶっ飛んでも、ヘッチャラ~♪ ?! 次回作を楽しみにしております。長々と失礼いたしました。
by なごみ (2006-05-31 13:43) 

2時間ちょっとで書き上げたんですね?!
すごい!!

私も実は今、恥ずかしながら、書きかけのお話があります。
でも、途中で行き詰ってしまいました。
「童話塾に提出する課題作品」そんな感じで
添削してもらえたらうれしいのですが。。。???
・・・なんちゃって^_^;
ずうずうしい事を言ってごめんなさい(>_<)!!
by (2006-05-31 14:20) 

笙野みかげ

ドン亀さんのところから飛んできたのがいけなかった。
あっちで笑いすぎて、頭の切り替えがうまくできませんー。
ラブレターなのに、ラブレターなのにっ!
真面目な感想は、また今度にさせて下さい。
by 笙野みかげ (2006-06-01 12:35) 

なごみ

 昨日はグチャラグチャラと失礼いたしました。(訂正・歌子を唄子に)
 『遅すぎたラブレター』何度 見てもいいですね。あれあれ又涙が・・・。
 やはり、mama-witch様とドン亀様のコント?は良薬です。必ず笑えるのですから。病気も何処へやらです。みかげ様のコメントを拝読後、みかげ様のブログを訪問。頭の回転の良さに参りました。このみかげ様が笑いすぎる位ですから、お二方の才能はタダモノではありません!是非、漫才デビューを!!
by なごみ (2006-06-01 13:59) 

ご質問の件はなかなか此処にたどり着けなかったもので
私のブログに書いてあります
by (2006-06-02 11:01) 

tom-d1951

モノクロ写真で物語を綴ったんですね。
何か良い雰囲気です。
自分の昔の思い出にもオーバーラップして…
PCや携帯が発達して出してませんねぇ、ラブレター。
いや、手紙でした(~_~;)
by tom-d1951 (2006-06-02 13:36) 

やおかずみ

『遅すぎたラブレター』読ませていただきました。物語りも良かったですが、殊にモノクロは写真すばらしいです。これからも楽しみにしています。
by やおかずみ (2006-06-02 17:02) 

yukki-

なんだか胸がぐっとなりました
失って初めて見えること、分かること…
切ないけど、それを確認するための出会いと別れなんでしょうね
そして、初めて素直になれた…
やっぱり切ないです…
by yukki- (2006-06-03 01:44) 

私は、子どもの頃は読書には興味が無く
外を駆け回っていました。^^;
童話を書くには童話を、小説を書くには小説を
たくさん呼んだほうがよいのでしょうか?
絵本に触れる機会は今の私にはたくさんあります。
今後は、童話やファンタジーなどの読み物に触れる機会も
子どもを通して出てくるとおもいます。
お時間のあるときに、mama-witchさんの考えを教えてください。
by (2006-06-03 14:46) 

人に見られるのは、ちょっと恥ずかしいけれど、
思い切って作品を公開しました。
作品と呼ぶほどのものではありませんが、
お時間のあるときで構いませんので
添削など宜しくお願いいたします。
by (2006-06-03 15:35) 

とても胸に響く作品でした。写真も素敵ですね。切ないなぁと思って読んでいたのですが、最後はとても前向きな力強い意思を感じるなぁと思いました。実は前にコメントをいただいてから、mama-witchiさんの作品(詩も童話も)をすこしづつ読んでいます。素敵な作品をこれからも楽しみにしています。そして、私への本音のコメントも。
by (2006-06-03 16:58) 

ぜろこ

とても素敵でした。
読んでいるうちに、自分が入り込んでしまったようで
思わず涙があふれてしまいました。
次の作品、楽しみにしています。

ところで、ドン亀さんのブログにコメントを書いているmama-witchiさんと
『遅すぎたラブレター』を書いたmama-witchiさんが
どうしても同一人物と思えないのは私だけ?(笑)
by ぜろこ (2006-06-03 17:46) 

どういうわけか、今日は3時に目が覚めたので
こうしてたずねてまいりました。
それでもって、ドン亀さんのブログも少し覗いてみました。
mama-witchさんとの会話がとても楽しかったです。
子育て中はなかなかストレスを発散できませんよね。。。
こうして息抜きは出来ても、発散となると難しい。
いまいちすっきりしなくて。
でも、そんなときは「泣く」か「笑う」のが一番ですよね?
そうそう、偶然ですが「みかげ」さんのブログも他で知り、こちらでも
大笑いしてきました。
おかげですっかり気分がよいです。
皆さんに感謝!!
by (2006-06-05 05:09) 

mama-witch

★シナモンさん、私も子育て中は大変でした。眠れない夜もしばしば。そういうときは、何にも気にせず、眠くなるまで起きてれば良いんですよ。体は正直です。肉体も精神も繋がっているし、眠くないのに眠らなきゃとストレスを溜めるより、眠くないんだから起きていよう、とスッキリ生きればいい、と私は思ってます。どんなに起きていたくッたって、眠くなったら眠っちゃいますものね、人間は。自然なのがイチバンです。
by mama-witch (2006-06-05 09:46) 

ありがとうございます。
結局あの後もずっと起きていました。(^_^;)
ところで、さっそく作品を公開しました。
「マリちゃん」という記事です。
宜しくお願いします。
by (2006-06-05 11:52) 

☆mama-witchさん、こんにちは。
昨日は、忙しい中コメントを下さりありがとうございました☆
あらためてお礼を申し上げます。
冷静になって読み返してみると、自分には何がかけているのかが
きちんとコメントされていて、うれしく思いました。
プロの方からじきじきにコメントをいただけるなんて
とても幸運なことですもの。
(小人って差別用語だったんですね(>_<)ゴメンナサイ)
今後は、コメントにあるような事を踏まえながら
丁寧にお話を考えて行きたいと思います。(^^) 
by (2006-06-06 12:58) 

mama-witch

★シナモンさん、好きなことはやめないでくださいね。誰だって最初はゼロなんです。ゼロの時代が一番辛い。何も無いし、五里霧中なんですから。でもがんばっていると、ある日、ほんの少し霧が晴れ、最初の一里塚が見えてくる。それを頼りに一歩、また一歩と歩を進めれば、また少し霧が晴れ、二番目の一里塚が見える。そしていつか、霧がどんどん薄くなり、あたりの様子が見えてきて、遠くに山が見えてきて・・・。そのあたりでやっと、自分にとっての目標が、登りたいと思う山が見えて、わかってくるんです。どんなにゆっくりでもいいから、やめずに歩き続ければ、いつの日か必ず霧は晴れる。周りがくっきり見える日が必ずやってくる。あきらめないでね。ちなみに私が教え、生まれて初めて原稿用紙800 枚もの自分史を書き上げた方の年齢は、81 歳です。お嫁さんに手を引かれ、杖をついて、毎週欠かさず講座に通っていらっしゃいました。20年ほど前の事です。彼女が何故それほどの長編を書き上げられたのか。それは彼女がつけ続けた日記です。それが参考資料となって、気力で書き上げたのです。若い頃から書くことが好きだった、とその方は言ってらっしゃいました。好きなことは決してあきらめない。多分それが、生きる、と云うことなのですね。
by mama-witch (2006-06-06 13:50) 

☆(^^)ありがとうございます!
 なんだかすっきりしました。イラストも童話を書くことも、実はちょっと
 あきらめかけていました。でも「最初は誰でもゼロ」と聞いて、それなら
 自分もやってみよう。続けて見ようと言う気持ちになりました。
 81歳ですか。。。すごいですね。どんな自分史だったのでしょうね?
 「書く」ということには、そういう形もあるんですね。
 私にも希望が出来ました。
 まずは、将来に備えて「日記(ブログ)」を続けていこうかな??
 ひょっとしたら「自分史」を書こうと思うかもしれないし、あるいは、
 「子育て」をネタにするかもしれない。
 先のことはわからないけれど、なにかの役に立つかもしれないから。 (^^)
by (2006-06-06 18:37) 

私一人でコメントを増やしてますね。
ごめんなさい。なんとなくお話したくて、つい。^^;
mama-witchさんのお子さんたちも「年子」だったんですね。。。
私も今「年子」を育てています。年の差はちょうど「1年半」です。
兄弟と言うより、ライバルという感じの二人です。
子育ての大変さは、濃厚だけどあっという間でもあると感じています。
早いもので、来春上の子が入学します。
by (2006-06-06 18:47) 

mama-witch

★シナモンさん、どんなことも、達成目標に向かって頑張ることが大事です。学校に通えば、誰かに何かを教えてもらえば、何かになれるというものではありませんから。大切なのは、自分が手に入れたいもの、なりたいものを、自分できちんと理解すること。なんとなくなれたらいいな~、ではなく、○○になる、と決めて頑張る、と云うことです。
by mama-witch (2006-06-06 20:59) 

笙野みかげ

今日は直接こちらへ伺いました。時間を置いて、再び読ませていただきました。
「私は愛されている」もしくは「愛されたことがある」という実感があるのとないのとでは、恋の仕方が変わってきそうです。
でも「愛してる」なんて言葉は、使い慣れてしまえば簡単に言えるようになる。
どんな風に好きなのか、体の中のどこがどう感じるのか、それを考えずに「愛してる」で済ませてしまう・・・、そんなことを思いました。
こんなラブレター貰ったら、素直に、静かに、心の中で深く感謝しそうです。
by 笙野みかげ (2006-06-08 16:37) 

ドン亀さんのところで、コラボレート詩集の実験室を覗いて見ました。
「春のこども」とてもよかったです。
母親と子供の微笑ましく楽しい様子が目に見えるようです。
「桜散る路地」もよかったです。
こちらのブログで呼んだときよりも、ずっと心に響きました。
「影」は文字に影がついていて面白いと思いました。
by (2006-06-08 19:45) 

mama-witch

★みかげさん、再来訪、お待ちしてました。改めてのコメント、ありがとうございます。私も、こういうラブレターを貰いたい。あなたと過ごした日々を、あなたはどう考えていたのか。いま、どう考えているのか、通り過ぎた男達の心の裡側を、女はいくつになっても、連れ合いに隠れてこっそり、知りたいものですよね。

★シナモンさん、ひとつひとつ、味わっていただいて、本当にありがとう。
 ちゃんと見てくださる方がいる、というだけで、作者はファイトが沸いてきます。
 作り手はいつだって、子どものように、ご褒美が欲しいんです。ま、単純と言  えば、単純なんですよ(笑)
by mama-witch (2006-06-09 00:19) 

薔薇姫 聖まぐのりあ

本当に好きだった人は忘れられない、新しい恋をしてもココロの中では昔をふりかえってみたり 二人の歩く道は別の方向へ向かってしまったんですね。
by 薔薇姫 聖まぐのりあ (2006-06-11 21:50) 

mama-witch

★こりんさん、初めまして。nice&コメントありがとう。
 恋に後悔はつきものです。出会って、別離れて、また出会う。そのひとつひとつに、小さな後悔の陰がつきまとう。でも、人はたいていの場合、男も女も、終わってしまった恋を、もう一度やり直すことはないのではないでしょうか。反省し、後悔し、なつかしく思い出すことはあっても。遅すぎたラブレターは、届きはするでしょうが、そのことで、もう一度もと通りには戻れないのが恋、というものではないかと、私は思うのです。人は、特に女性は、やはりふり返らず、前に向かって歩いてゆくのではないかと・・・。
by mama-witch (2006-06-11 23:29) 

雪野ミッピ

こんにちは^^
お誘いを受けて、早速来てみました。
素敵ですね・・彼の心の中が、とてもよく分かる。
私は思う。彼女は、きっと振り返ったんだと・・。
彼が・・歩き始めた瞬間に・・。
男と女は、そう言う小さなすれ違いで、駄目になったりします。
でも・・それもまた・・面白いといえば、面白い。
きっと・・そのラブレターは、遅すぎはしないと思う。
by 雪野ミッピ (2006-06-19 20:47) 

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