『大人になる日』コラボレート写真詩⑪ [コラボレート]
『大人になる日』
(PHOTO:ドン亀さん)
沈みきった太陽のむこうに
まだ光が残っている空は
恋したあとの心残りに似ている
それは未練でもなく 後悔でもなく
複雑な想いに満ちた 透明な哀しさ
太陽はまだすぐそこにあり
その光を受けて
雲は輝いているのに
それが終わりの証で
ただの残影に過ぎないのだと
わかるようになった自分が悲しい
(作者からあなたへ)
☆人は、いつから子どもではなくなるのでしょう。いつから、自分はもう子どもではないと、思いはじめるのでしょう。恋はほんとうに、人を成長させるのでしょうか‥。
http://blog.so-net.ne.jp/trout/
(『ドン亀日記』より)
お借りしたのは2006年3月12日付「好きな時間」の頁から2002年7月の空を。一日のうちで夕方が一番好きとおっしゃるドン亀さん。なに、単に晩酌が待ち遠しいだけなんでしょ?
2006-04-28 14:17
nice!(1)
コメント(2)
お母さんごめんなさい…
そう思い始めたら、子供じゃなくなってくるのかな?
お母さんありがとう…
そう言えたなら、大人の仲間入りかな?
by yukki- (2006-05-24 10:54)
★ こんばんは、yukki- さん。お久しぶりです。
私見ですが、人間はいくつになっても、大人になんかなれない生き物だと思いますよ。だって大人になるって、ある意味、神様になるってぐらい大変なこと。世界中どの国にも、どうやって覚えんだ?ッてぐらいの法律や規則や罰則があるのも、書かれている内容ことごとくやっちゃうのが人間だからで。
80歳を越えても、子ども並の犯罪を犯す人は後を立たず、大学出ようが出まいが、わからない、知らないことだらけ、が人生。
だからせめて目指したいと思うのは、嫌いじゃない自分になること。
自分が、悪い、と思うことは、やらないよう気をつけること、ぐらいですかね。
まあ、この程度の人間ですから、自分や他人様の失敗には、いつも「お互いさま」と思うよう心がけて、生きていこうと思ってます(笑)。大人になろうなんて恐ろしいこと、考えずに、そこそこいい人になりましょうよ。千年も生きられないんだから、そんなもんでいいんですよ、きっと。
by mama-witch (2006-05-25 02:46)