『旅に出た君へ』コラボレート写真詩④ [コラボレート]
『旅に出た君へ』
(photo by silvermacさん)
君が 町を出ると聞いた
あまり突然のことで
ぼくらは とまどった
みんな 寂しがった
でも
君が見つけた新しい場所
君が見つけた新しい生き方
そこに何が待っていようと
君はきっと切り抜けていくと思う
いつも一緒にいることだけが
一緒に生きるということじゃない
君が 君を信じて生きるということを
ぼくらは信じられる
だから
できるだけゆっくり
歩いていってほしいと願っている
そうそう
君が町を出てから タンポポが咲いたよ
(作者からあなたへ)
☆春は別れの季節。友の旅立ちに伝えたいことはただひとつ。大丈夫、私たちはいつもあなたのそばにいる、そしていつも信じているから。
春は人の気持ちを、いつもより強く、優しくする季節のようです。
この詩は、「気ままにブログ」当主、silvermac さんとのコラボレート。ふるさと土佐を見つめるsilvermac さんの優しい視線をお借りして、皆さんにもうひとつの春をプレゼントです。記事の最後に添えた写真は高知城の桜。もう散り始めているそうです。silvermac さんのURLは以下。
http://blog.so-net.ne.jp/ryofu/
(『気ままにブログ』より)
この写真は06.03.11付の「ご近所の花」からお借りしました。このタイトルの頁にはタンポポの花三態のほか、オキザリスや、名も知らぬご近所の春の花が紹介されていますよ。
私は将来、子どもたちをこんな風に
旅立たせることができるだろうか。。。??
旅立たせて上げなくてはいけないし、
いずれはそういう日が必ずやってくると
覚悟はしているけれど・・・
(そもそも、それが子育ての最終目的なんだろうけど。。。)
自分の寂しさよりも相手の幸福を願う、本当の愛情。
そして「君なら大丈夫さ」と言える強さと自信。
その日が来るまでに、その日が来たらそう言えるような
関係を築いていきたい。そう思った。
by (2006-05-18 23:57)