『しあわせな 日曜日』コラボレート番外編 写真歌

　これは「詩」ではありません。歌の歌詞として創ったものです。もちろん曲もついています。でも今回は歌詞と写真だけでお楽しみください。（譜面は作曲者と打合せの上、そのうち載せるつもりですので、それもお楽しみに。）

 

　　　　　　　　　　　（photo by ドン亀＋詩：mama-witch）

　　　　　　　　

　　　　　　　『しあわせな　日曜日』

 

 　　一、信号が青に変わり　ぼくは道をわたる

　　　　　空は今日も　晴れて青く

　　　　　風もない　さわやかな　日曜日

 

　　二、かけ足のぼくの背中に　あたたかい朝の光

　　　　　今は大丈夫と　つぶやいてみても

　　　　　ぼくの右手から　消えたぬくもりは　還らない

 

　　　　　　　　　　あれからもう　ひと月たって

　　　　　　　　　　今頃あの娘は　どうしているだろう

　　　　　　　　　　とても泣き虫な　人だったけど

 

　　三、すべては昔のこと　過ぎていった夢の時間

　　　　　信号は青に変わり　ぼくは道をわたる

　　　　　風もない　しあわせな　日曜日

　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　日曜日‥‥

　　　　　　　　

 （メッセージ）

 これは、実は、私mama-witchが20歳のころ創った歌詞。そのころ私は、Ｍ美大に通っていて、気のあった仲間と、フォーク・グループを組んで歌っていました。私の受け持ちはヴォーカルとパーカッション。そして、仲間の歌う歌のほとんどを、創っていて。某コンテストに優勝し、某ＴＶ局からデビューのお誘いを受け、でも若すぎてその意味もよく理解しないまま、お誘いを断ってしまって。日々を楽しむことに夢中になっていたあのころ。遠い、遠い、懐かしい青春の思い出のかけらです。

コメント 4

写真がヘボですみません。
「空は今日も　晴れて青く　風もない　さわやかな〜」に合っていないですね。もっとぴったりの写真撮れたらまた提供します。
by (2006-03-25 10:13) 

せつないけど前向きな歌。。。

メッセージを読んで改めて思う。
mama-witchさんてやっぱりすごいですねって。(#^.^#)
もしお誘いを受けていたら、今とは違ったmama-witchさん
だったんですね～。
歌声が聴けないのも残念ー(>_<)
by (2006-07-09 01:28) 

★ええ、ちょっと残念です、シナモンロールさん。
　　私、その頃、やってましたよ、「みんな、聞いてるかーい、行くよー、イェーイ！」って（笑）。ちょっとカッコ良かったような気がする・・・（爆）
　歌詞もこれだけではなく、かなりの数が手元に残っていて。私自身はすっかり忘れていたんですけど。当時の歌仲間が、いまはプロのギタリストになっていて、実に30年ぶりにウチを訪ねてきてくれたとき、ずっと大切に持っていたんだよって、渡してくれたんですよ、学生時代に創っていた歌の歌詞のほとんどを。
　当時の歌仲間のひとりが、「パタパタ・ママ」という歌をヒットさせた”のこ・いのこ”という女性。その頃まだ出来たばかりのＦＭ東京で、深夜のディスク・ジョッキーをやっていて、よく生放送中のスタジオに遊びに行ってましたね。その場でミュージック・ステッカーを作って、そのまま放送しちゃったり。いたずら盛りでしたね、恐いもの知らず゛というか。青春時代は懐かしく、楽しい日々。もう還ってはこないけれど、あの日々があって、いまの私がいる。友達もちりぢりになり、消息のわからない人も、若くして亡くなってしまった人も、若い頃の夢をずっと追い続けている人もいる。未来より、過去の方が多くなっていくのが、トシを取るということ。そして、私の中に友だちが、あの頃のまま居るように、友だちの中にきっと、若い頃のままの私が居る。２度と出会うことは無いかも知れないけれど、共に生きた日々を共有した人たちの中に、自分がいまも居るということを、誰かが、きらきら生きていた私を覚えていてくれるんだということを、教えてくれたのが、この歌詞なんです。
　しあわせな日曜日が、シナモンさんにも、たくさんありますように。
by mama-witch (2006-07-09 12:57) 

☆学生時代に作っていた歌詞の殆どを持っていてくれた、なんて
　　mama-witchさん、とっても嬉しかったでしょうね？
　　その方にとっても大切な青春の思い出の品。。。

　　若い頃の若い感覚で書いた歌詞はどうでしたか？
　　他の歌詞も見てみたいです。(^^)
　　
by (2006-07-09 14:25)